8 負け組のまま辞めた会社へ顔をだすこと

明後日1年半前に辞めた会社に顔を出すことにしました。

退社してアトピー発症以来、心身ともにボロボロ。

以前の自分を知っている人とは極力会いたくないし、

まして仕事と育児の両立ができず辞めた会社の人とは顔をを合わせたくない。

心を許せる一部の人はいますが、オフィスとよばれるコンピューターが沢山あって

みんなデスクに向かってパチパチいわせている雰囲気には負け組の私には耐えられません。

 

負け組になるまでの経緯はこちら

http://neko34.hatenablog.com/entry/2013/07/11/133125

 

子供2人いて只今妊娠中の同期とランチできるけど、

2人目がなかなかできない私。

そしてアトピーをまだ引きずっている状態の私。

そんな私は子育ても仕事も頑張っている同期と会ってどんな気持ちになるんだろう?

自分でも分からないけど幽体離脱しちゃってもう一人の自分が落ち込んでいる自分を上から見ているんだろう。

 

心無いおじさんたちの言葉が怖い。

お「あんた顔どうしたとね?」

私「アトピーがひどくなって・・・。」

お「会社辞めんほうがよかったっちゃないとねーアッハッハッ。」

私「そうかもしれないですね。アハハ。」

私の心「ズドーーーン」

お「じゃあ子育て頑張ってアッハッハッ。」

私「忙しいのにすみません、ありがとうございます。」

 

久しぶりに会社に行くことにした理由は

以前お世話になった上司が転勤するからです。 

私は愛想が良いため会社の方々にはかわいがっていただきました。

多少気を使ってもみんなに良い顔をしよく思われよく誘われ円満に楽しく過ごしたい。

会社員の私は常々そう思っていました。

 

まさか自分がアトピーで顔が腫れてお化粧もできない。

まさか手荒れで自慢の料理も満足にできない。

そんなまさかは会社員の私には想定外。

 

人の顔色ばかりをうかがってきた。

 

今まで自分を偽ってきたから顔が荒れてたら恥ずかしいとか思う。

きれいに見られたいと思う。

きれいに見られたいと思うのは当たり前だけど、私の場合は少し違う。

もし、いつも自然体でいれたらどんな自分になっても恥ずかしくはないのかなぁ。

それも違う。

 

私にとってやっぱり健康の次に見た目は大切。

だから健常者から突然の事故で障害者になったり、

前日まで元気だった人が翌日余命何カ月とか宣告されたり、

昔の自分はこんなんじゃなかった、今の自分は偽りだ、

 嘆かないといけない事ってどうやって乗り越えられるのだろう?

 

私は少しずつ変わればいい。

 

周りにこびない自分でいる。

 

調子が良いからといって背伸びをしたらした分だけ弱った時に自分にふりかかる代償は大きい。

 

落ち込むときは13歳でがんで亡くなった猿渡瞳ちゃんの言葉を思います。

全身がんに侵されている状況で懸命に治療と痛みに耐えているときでも

 

「心はがんに侵されてないから。自由で幸せ」

 

そう言える瞳ちゃんのすばらしさ。

 

自分が恥ずかしくなりますね。

 

辞めた会社にでもどこにでも堂々として行こう。

 

 

お母さんは命がけであなたを産みました

内田美智子先生

 

この本をたまに読み返しています。

 

瞳ちゃんのすばらいしい言葉まだまだたくさん載っています。

 

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